数分後、 快梨は母親を連れてきた。 全員座り 快梨の母が口を開いた。 「あなたの、名前は?」 優しい声。 「俺は、佐岡棗です。 快梨さんとお付き合いさせていただいてます。」 快梨の母親は驚いたのか、 快梨の顔を見る。 そして快梨は無言でうなずき、 「付き合ってるの。」 といった。