「あ?どうした言い返さねーの? ・・・って瀬名顔赤くね? さっきのって熱の所為じゃ・・・」 「え、ホント? ・・・わぁ顔凄い赤いよ瀬名!?」 「ちょっと2人とも近い・・・ッッ」 2人して私の顔を覗きこんできた 「瀬名風邪かもしれ・・・」 「風邪じゃない! 風邪じゃないけど疲れたから先帰るね!! じゃっ!」 「疲れてるのにそんな走ったら・・・ あぁ、ホント逃げ足速いよね」 「あれは・・・榊木あたりに なんか吹き込まれたな、アイツ」