「おう 俺誰だと思ってんだよ こんぐらい余裕」 「そう・・・だね」 手と足のヒモは汐恩がほどいてくれた 赤い跡になってる 「それ 痛ぇか? スタンガンやられてただろ 頭は?」 「大丈夫 痛くない」 汐恩は立ち上がった 「汐恩!・・・迷惑かけてごめん」