あなたの背中



「なっちゃん?!!」

「椎名っち!!!!」

ごめん・・

ごめん・・・

薫・・海・・

桃花ちゃん・・・

あたし・・・






あたしはそれからひたすら走り続けた

何も考えたくなくて

何も聞きたくなくて

ただひたすら―――