達也が帰った後しばらくして、
あみはお風呂からあがり
ドライヤをかけていた。

「あっ、あみ、たっちゃんが
りんご持ってきてくれたわよ。」

「えっ…達也は?もう帰った?」

「うん。あがってって
言ったんだけどね。
帰っちゃったのよ。」

「そっか。」

“達也、一人で運んで
大変だったよね。
悪かったな”


あみは、明日学校で
達也に謝ろうと決めた。