「倉庫整理を手伝うようにママに言われてきたんだけど」 「はい、伺っています。 どうぞこちらです」 あたしは貝塚さんのあとについて、倉庫へ向かった。 事務所の地下に倉庫はあった。 ドアを開けると、だだっ広い空間が広がっていた。 倉庫の左側には、カバーをかけたドレスのハンガーの列がびっしり。 右側の壁には天井までキャビネットが整然と並んでいた。 貝塚さんと私は、ドレスとキャビネットの間の通路を奥に進んで行った。