婚約者☆未満


ガタガタガタッ。


礼奈はゴンドラが揺れるのもいとわず、向かいの席に逃げた。


「む、む、無理っ!」


できるだけ俺から離れるように、背中をぴったりベンチの背もたれにくっつけて拒否られた。


おいおい。


そんなにしなくても……


俺は苦笑いした。


ちぇっ。


まだダメか……