最初は揺れの恐怖と突然のキスに戸惑っていた礼奈も、やがて体の緊張をといた。 繰り返しキスしているうちに、だんだん積極的にこたえるようになってきた。 よしよし。 それでいい。 ほら、もう揺れて怖いことなんか忘れたろ? すっかり緊張がとけた様子を確認して顔を離した。 目を潤ませて、ぼおっとした表情の礼奈が俺を見上げていた。 うっ、やばい。 そんな顔見ちまったら…… つと目をそらすと、すぐそばに建つホテルが目に入った。