あたしは何とかもがいて伊織の顔を遠ざけた。 とは言っても、あたし達の顔の間にできた隙間はせいぜい20cmくらい。 腕力でかなわないなら、言葉で責めるしかない。 「ちょっと!」 「なんだよ」 「なんであんたはいつもそうやって無理やりキスするのよ!」 「したいから」 したいからって…… ったく!!