婚約者☆未満


500mlのペットボトルを取り出してじかに飲む。


キッチンカウンター越しに伊織を見ると、難しい顔をしてパソコンと書類とを交互に睨んでいた。


ふうん。

仕事してる姿はまともじゃん。


ってか、そういえば今日はまだ一度もセクハラされてないか……


そんなことを考えてるとまた目が合った。


「なんだ?」


聞かれて、慌てて言うべき言葉を探した。