「ん?俺等は幼馴染のままだろ?心配しなくてもーこの関係が変わることなんて
ないんじゃねーの?」


でも一生幼馴染なんてやだ・・・


真璃は昂希の特別になりたいの・・・





「ふーん・・・そっか・・じゃー昂希は真璃の事恋愛対象にしてないって事かー・・」



お願いっ言葉の意味と言葉に隠された真璃の気持ちに気づいて!!



「んー?何?恋愛対象に見て欲しいって事なのかなー?」



はぁ・・やっぱり通じてなかったか・・・;;


「ご想像にお任せします・・・・」




「何ソレ・・俺はさ・・・?真璃をずっと見てきた訳じゃん・・・?だから他の誰よりも真璃の事を知ってるつもり。今まで誰よりも真沙の傍にいたのは俺だって思ってるし・・・?


え・・・どういう意味?幼馴染としての・・意見?

真璃が理解できず黙っていると昂希は続けた。


「今までさ?お前・・真璃はさ?ずーっと俺の傍に居た訳じゃん・・・?でもさ・・・いつか違う男のとこにいっちまうんだーって思うとさ・・?何か寂しいじゃん?」


はい・・?寂しいから傍にいてほしい・・・と?

「あーもー!!何でお前ってさ?そんな鈍いわけ!?」


にぶ・・早口で何言ってるかわかんないだけだし・・


「だーから!!他の男にお前がついてくの見たくねぇって言ってんだよ」

さっきそんな事言ってないですけど・・・

「どゆ意味?」

「はぁー・・・だからー他の男のもんになるくらいなら・・俺のとこにこいって言ってんのっ」