【完】君色フォトグラフ

「あれ!?りんりん!?」


「ぅわ!!」


尚哉先輩を見ていたら、背中から誰かが勢いよく抱きついてきた。

といっても誰かはすぐ分かる。

りんりんなんて呼ぶ人はハル君しかいない。


「なんで、抱きつくの!?」


私は両手でハル君を押しのけた。


「ん?好きだから?」


きょとんとした表情で首を傾けるハル君。




バクッバクッバク




私、口から心臓が飛び出ちゃうんじゃないだろうか・・・当たり前のように言わないでよ!


「っぶ。りんりん顔真っ赤だよ。可愛い」


にっこりと私に満面の笑顔を向けるハル君。

ハル君の頬はうっすら赤く染まっているように見えた。



ハル君・・・私のこと、本当に好きなんだ。


そう思ったら胸がキュンと苦しくなった。