【完】君色フォトグラフ

「ううん。あの時、和由がりんちゃんの事泣かせたでしょ?そのお詫びみたいなものだから」


「あ・・・いえ。あの時恥ずかしくて・・・ごめんなさい」


「まあ、確かに女が女にうっとりしたなんて、普通じゃないもんね」


「や・・・っぱり気持ち悪い?ですよね・・・・・・」


私はシュンとして俯いた。


「あ、いや!気持ち悪くないよ、本当!」


柚さんは私を慰めるように、肩をポンポンと叩いた。


「でも・・・普通じゃないですよね?」


「普通じゃない・・・か」


柚さんは私の言葉を聞くと、少しだけ黙り込んで言葉を続けた。