美妃の目はどこか潤んでいて寂しげだった。
「うちってそんなに頼りない?」
美妃が下を向きながらぽつりとつぶやいた。
「何言ってんの!美妃はうちにとって必要不可欠!!」
私が即答すると美妃は直
「じゃあなんでもっと私を頼ってくれないの?!
それって、うちが頼りないからじゃん!!」
あぁ。
私が美妃に心配かけないようにって
思ってたことが美妃には逆に心配かけてたんだ。
「わかった。これからは言うよ。
んじゃあさっそく頼みごとイイ?」
美妃は納得したのか話を聞いてくれるみたい。
「なに?」
「誓先輩呼んで来てくれる?」
「わかった!!」
そう言って美妃は保健室を飛び出した。
あぁー。
美妃にはいろいろ悪いことしたな。
1人で考えこんでるとまた心臓が強く波を打つ
また・・・・・だ。

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