「さぁ、探しに行こう」

窓を開けて、飛び立つ準備を。

「行こう…エイミーの元へ」


あたしたちは空を飛んだ。
力強く手を繋いで。


「どんな危険でも大丈夫よね」
「大丈夫。君には僕がいる」


輝く月が怖く見えたのは
きっともうじき始まる31日のお祭りのせい。