君が助けたいなら助ければいいって言えばいいのか?

だけど…それは危険な事だからやってほしくない。

でも、彼女は優しい子だどんな危険があろうと、エイミーを助けるだろう。

君が決断できないなら、

「…エネミー」

僕が決断しよう。

「何…?」


ラビはあたしの手を握った。


「助けよう」
「え…」

「僕は思うんだ
部外者だからって殺してしまうのは良くないって
だから…助けるんだエイミーを」



そう、強く言い切ると
再びエネミーは泣きはじめた。

嬉し涙。


僕もつられそうだ。