「小さい頃君はこの
宮殿で生まれた…
そしてこの国の跡取りとして
盛大にお祝いされたみたいさ」
「姫…跡取り?」
「そう…今の王様が亡くなられたら
次は君が王妃としてこの国を守るんだ」

「ラビと私の関係は?」
「僕はこの国でエネミー達の次にお偉いさんで
僕はエネミーの婚約者なんだ」

「だから私が見た映像にはいつもラビが
いたのね」

そう私がいうと微笑んだ

「僕と君はいつも一緒にいたよ
むしろ君はいつも僕の側にやってきてくれた
ひっつき虫みたく僕にべったりくっついてたんだよ」

「なんか恥ずかしいなぁ」


エネミーは顔を赤くした