『逃げることはできないよ
大人しくおいで
Fake Princess♪』




「カボチャの歌…
見たいものがあるの
それまでは死の騎士からも
幻影騎士団からも
逃げ続けるわ」

エイミーはあるものを見るために
走り始めた
ピンクの空はだんだん赤みを帯びてきた、


パカンパカンッ
パカンパカンッ



「近くにいる…」


パカンパカンッ
パカンパカンッ

「ヒヒィィィンッ!!」



―――ザザッ



「嫌だな…近くにいると思ったら
さっそくお出ましなのね
Scary Knight」

死の騎士はエイミーに
太い剣を突き刺す、


「あたしはまだ死なないわよ
まだ…あたしは魔法使えるんだからね」

エイミーは何やら呪文を唱える
そのすきをみて死の騎士はエイミーに剣を刺そうとするが


ピキピキ――――…
――――パキィンッ


「剣が割れちゃ
刺せないわよ?」


エイミーは剣を氷結させて
割らせた


「あたしは急いでるの…
そうだお前にはこれをあげる」


エイミーは死の騎士の口に
ある薬を入れた


ボバンッ!!