「…ここは…」

私は幻騎士のショーを
見てたんじゃ…

「…どこだろう」

私は知らない家の中の床に
座り込んでいた

「ラビッラビッ!!

遊びましょう!」

「…待ってよエネミー」

あれは…私の小さいとき?
どうしてラビといるの…

「エネミー遊ぶのはいいけど
宿題はやったの?」
「やったわよ!」
「そうなんだ、ならいいよ
遊ぼう」

ラビと小さい私は外へ出た
私はそれを追いかけた

「じゃああのピンクの雲まで競争ね」
「いいよ
どうせ僕が勝つよ」
「負けないもん!!
オレガノッ合図をお願い!!」
「いきますよ
よーい…ドンッ」

ラビと小さい私は空を
飛び交った雲めがけて

「…あれは私なの?

同じ顔のエイミーじゃなくて…」

でもさっきラビは

『エネミー』って呼んだわ…
「ッ!!」

視界が歪んで
ぐんにゃりとなった。
気持ち悪くなり私は
床に座り込んだ…