ポタッ…
ポタッ…
ザァァァァッ…

「キャァアッ!!」

氷が全て溶け出して
水が滝のように襲いかかる
冷たくて
寒くて
目を開けてられない、
ボワッ…
ボワッ!

「…暖かい?」

見れば空に無数の火の玉が
飛び交っている
その火の玉は…

ヒュッ―――
ヒュッ―――

下に向かって落ちてくる

ヒュッ―――
バゴォンッ!!

「――…」

周りが爆発して火の海になる
火の中からユラユラ
幻騎士が現れた

「ッ!!」

頭が痛かった

ヒュッ―――

火の玉は私めがけて飛んできた
大きな火の玉が
落ちてくる、

「当た…る―――…」

プツンッ――

そのままエネミーは気を失った。