…ここは?

扉の向こうに入り
突然の光りに目が眩み
目をつぶって…開いたら

全く知らない場所。
室内に居たのに外。

何処かの広場なのかしら?
噴水が七色に光りながら
溢れ出している。

バサバサッ

「わあっ!!」

白い梟が飛んできた。
誰かの肩の上に止まった。

「綺麗な梟」

ついつい、見とれてしまった。

ピンク色の空に
紫色の月が輝く



あたしの知ってる世界じゃない。


それは、理解した。
ただ、何だか懐かしく感じるのはなぜだろう。

この甘い空気。
あたし、知っている?











『na na na na ♪
na na na na♪
もうすぐ始まる Scary night!!』







…こ、この、声は…