「……
同じ顔の気分はどう?」
「どうって…」
「だって
Candy Princessと同じ顔なのよ?
嬉しいとか嬉しくないとか
あるでしょ?」
キャンディープリンセス…
この子お姫様だったの!?
「えぇっと…
会ったばかりだし…よくわからないわ…」
「そう、実は私
この城の外へは出たことがないの」
といきなり言い出した
「なっなんで?」
「…悪い子だからかな?」
「どうして?」
「外に出たら殺されるって
私を外に出したら死の騎士が私を殺しにくるって…
昔メイドの立ち話を聞いたの」
死の騎士…
そうだ…私、死の騎士に追われれるんだった!!
「でも城に居れば安全だって言われた
死の騎士に顔をさらさなければ
殺される事はないって」
「へぇー…」
死の騎士は…
魔人ではない人間を
殺す
んじゃなかったのかしら…
「あたしは…魔人……じゃ……ないから」
「え?
何ていったの?」
エネミーはエイミーの言葉を聞き取れなかった
「…別になんでも」
もし、昔メイドが言ってた事が正しいなら………
「エイミー?」
エイミーは窓をみて
ボーとしていた…