「あたしもそう思う」

なんだか、不思議な感じ。

「ミルティがお前を連れてきたみたいだから
敵ではないな
立ち話は嫌いだ
中に入れ」


…この子、すっごい偉そう…



「この国のお姫様だからよ」


鳥が…いや、ミルティがあたしの心を読んだのか
すぐに答えた。


「お姫様?」
「偽物のね、本物は…エネミー
あなただから」



あたし?
何を言ってるの、この鳥は。