校舎の裏にある寂しげに立っている木が一本



今日も私はこの桜の木の下に来てしまった



何故って?



そう、ここは彼と私が初めて出会った場所だったから…



「優花ー?」



私の名前が後ろから呼ばれて



急に現実世界に戻された