彼女かぁ… 「はぁ~…」 うぅ、本当にいたらどうしよう。 きっと美人さんだろうなぁ。 「こら!ため息つくな!まだいるかいないかわかんないじゃん」 しーちゃんが、私の額にデコピンをした。 「しーちゃん…」 「もうっ。そんな不安そうな顔しないの!」 そう言うしーちゃんは、口調は厳しいけど、心配そうに私を覗き込む。 「しーちゃん大好きっ!!」 思わず抱きついた。 「おわっ!!ちょっと、やめてよー」 なんて言いながらも、笑ってくれるしーちゃん。 そうだよね。 まだわかんないもん!