『お金を入れてね★』 な、何だこれ。 茜に連れてこられたのは、小さな個室。 目の前にはカメラのレンズがついている。 しかも喋る。 茜に聞くとぷりくらというものらしい。 友達居ないから言った事無いんだ、仕方ないじゃないか。 『撮りたいイメージを選んでね★』 茜はあたしにとって未知のぷりくらというものを慣れた手つきで操作し始めた。 「え、ちょっと待ってください。これって写真撮るんですか」 「え、そうだけど」