「情けないな…」 「えっ?」 「桑田くんにしてもらってばかり…あたし何も…」 「それは俺の台詞。」 「へっ?」 「未樹っていつも可愛くて、知らない人でもやさしくするし、美化委員でもないくせに花の世話するし。・・・そういうとこ俺は知ってるそんな未樹から元気もらってる。だから未樹にこの恩をどう返せばいいか分からないくらい…」 「桑田くん…」 「愛してる。」