花乃はといえば、恥ずかしさも
あって、言葉がうまく出てこない。
「えと、その……待ってたっていうか」
「え? オレを?」
「う、うん/////
あの、言いたいこと、
あったし……」
――あーん、会えたらちゃんと
言おうってずっと考えてたのに、
なんでうまく言えないのぉ
所々にある間接照明の明かりしか
届かない、薄暗い階段。
こんな所でこんな時間に、いつま
でも拓斗を引き留めるわけには
いかない。
あって、言葉がうまく出てこない。
「えと、その……待ってたっていうか」
「え? オレを?」
「う、うん/////
あの、言いたいこと、
あったし……」
――あーん、会えたらちゃんと
言おうってずっと考えてたのに、
なんでうまく言えないのぉ
所々にある間接照明の明かりしか
届かない、薄暗い階段。
こんな所でこんな時間に、いつま
でも拓斗を引き留めるわけには
いかない。

