花とアイドル☆《完》

拓斗に通され、部屋に足を踏み
入れて、花乃は思わず大声を出しそうになる。


「こ、これで狭いなんて、とんでもないです(>_<)」


たしかに、段ボールや衣装ケースが壁際に何十個と詰まれていて、乱雑とした感じはあるけど。


――どう見ても、15畳くらいは
ありそう…。


外観やリビングにおとらず、ここもしっかり、『豪邸』スケールだった。


「そう? それならよかった」


「はい。

それに、すっごくかわいい!」