――――え?
……今、なんて言ったの?
花乃は、自分の聞いた言葉が
信じられなかった。
ただ――触れ合った手から伝わる
暖かさと鼓動が、徐々に体を
満たしていき。
トクントクンと、心臓のリズムが
大きく、速くなってくるのを。
思考回路が止まった頭のどこかで
、感じていた。
「おねーさんじゃ、イヤだから。
もっと近くで、オレのこと見てて
欲しいんだ。
花乃さんが傍にいてくれたら、
オレ、ずっと前向きに頑張れると
思うから……」
――そんな……。
前向きに頑張ることを教えて
もらったのは、あたしの方だよ。
夢に向かって一生懸命の拓斗クン。
あたしは、まだ自分の夢も見つ
かってない、ただの中途半端な
女のコだけど……。
拓斗クンを見てると、自分も
頑張らなきゃって思える。
……今、なんて言ったの?
花乃は、自分の聞いた言葉が
信じられなかった。
ただ――触れ合った手から伝わる
暖かさと鼓動が、徐々に体を
満たしていき。
トクントクンと、心臓のリズムが
大きく、速くなってくるのを。
思考回路が止まった頭のどこかで
、感じていた。
「おねーさんじゃ、イヤだから。
もっと近くで、オレのこと見てて
欲しいんだ。
花乃さんが傍にいてくれたら、
オレ、ずっと前向きに頑張れると
思うから……」
――そんな……。
前向きに頑張ることを教えて
もらったのは、あたしの方だよ。
夢に向かって一生懸命の拓斗クン。
あたしは、まだ自分の夢も見つ
かってない、ただの中途半端な
女のコだけど……。
拓斗クンを見てると、自分も
頑張らなきゃって思える。

