「そーゆーカワイイの、反則
なんだけどなぁ……」
「――――え?」
「まぁ、いいけど。
なんかイロイロ心配してたけど、
今の一言で帳消しンなったし」
拓斗は独り言のように小声で
話していて、花乃にはとぎれ
とぎれにしか聞こえない。
疑問の視線を向けると、拓斗は
ようやく花乃の目を見返して、
「嫌われたんじゃなくて、安心
したってこと。
それに――迷ってたことあった
けど、よーやく決心ついた」
ハッキリした声で、そう言うと。
拓斗は片膝をついて、花乃と同じ
目線の高さで、ジッと花乃を
覗き込んできた。
「あのさ。
オレ、花乃さんのことおねーさん
とか、思えない」
――――え?
なんだけどなぁ……」
「――――え?」
「まぁ、いいけど。
なんかイロイロ心配してたけど、
今の一言で帳消しンなったし」
拓斗は独り言のように小声で
話していて、花乃にはとぎれ
とぎれにしか聞こえない。
疑問の視線を向けると、拓斗は
ようやく花乃の目を見返して、
「嫌われたんじゃなくて、安心
したってこと。
それに――迷ってたことあった
けど、よーやく決心ついた」
ハッキリした声で、そう言うと。
拓斗は片膝をついて、花乃と同じ
目線の高さで、ジッと花乃を
覗き込んできた。
「あのさ。
オレ、花乃さんのことおねーさん
とか、思えない」
――――え?

