でも、そんな態度もさらに遥の
呆れを誘うようで、遥はポリポリ
と頭をかきながら、
「変なこと、でもないと思う
けど
もしかして花乃さん、オクテに
加えて鈍感ですかぁ?」
「え、えぇ!?
そんなの自分じゃ分かんない
けどぉ〜っ」
「ふぅん。
じゃあ、ちゃんと自分の胸に
聞いてみればいいじゃないですか。
ボクにも、自分に正直にならない
と、って言ってくれたでしょ」
遥はイジワルっ気を出したのか、
ちょっと突き放すように、そっけ
なくそう言う。
――そ、そんなぁ〜っ。
泣きそうな顔になっている花乃を
あっさりスルーして。
遥は門扉までたどり着くと、
またペコリとお辞儀して、ほほ
笑んだ。
「それじゃ。見送ってもらって、
ありがとうございました♪」
呆れを誘うようで、遥はポリポリ
と頭をかきながら、
「変なこと、でもないと思う
けど
もしかして花乃さん、オクテに
加えて鈍感ですかぁ?」
「え、えぇ!?
そんなの自分じゃ分かんない
けどぉ〜っ」
「ふぅん。
じゃあ、ちゃんと自分の胸に
聞いてみればいいじゃないですか。
ボクにも、自分に正直にならない
と、って言ってくれたでしょ」
遥はイジワルっ気を出したのか、
ちょっと突き放すように、そっけ
なくそう言う。
――そ、そんなぁ〜っ。
泣きそうな顔になっている花乃を
あっさりスルーして。
遥は門扉までたどり着くと、
またペコリとお辞儀して、ほほ
笑んだ。
「それじゃ。見送ってもらって、
ありがとうございました♪」

