「遥クン。
そんなことは、ぜんぜん大切じゃ
ないよ」
大学に忍び込んでいた、という
ことを話そうとしていると気づき
、花乃は素早く遮った。
「そんなことはどうでもいいの」
拓斗に嫌われるために、あえて
話す必要なんてない。
それよりも大切なのは、なぜ
そうしたのかという――自分の、
気持ち。
「遥クン。
ちゃんと、話すべきだよ。
ずっと、拓斗クンに対して思って
たこと。
話さなきゃ……分かり合えっこ、
ないんだよ?」
「―――――!!」
花乃にまっすぐ見つめられ、切々
と訴えるようにそう言われて。
遥は、動揺したように息を飲んだ。
「――どーゆーことなんだ?
遥……話してくれよ」
それまで黙って花乃と遥の様子を
伺っていた拓斗が、ゆっくりと
遥に語りかけた。
そんなことは、ぜんぜん大切じゃ
ないよ」
大学に忍び込んでいた、という
ことを話そうとしていると気づき
、花乃は素早く遮った。
「そんなことはどうでもいいの」
拓斗に嫌われるために、あえて
話す必要なんてない。
それよりも大切なのは、なぜ
そうしたのかという――自分の、
気持ち。
「遥クン。
ちゃんと、話すべきだよ。
ずっと、拓斗クンに対して思って
たこと。
話さなきゃ……分かり合えっこ、
ないんだよ?」
「―――――!!」
花乃にまっすぐ見つめられ、切々
と訴えるようにそう言われて。
遥は、動揺したように息を飲んだ。
「――どーゆーことなんだ?
遥……話してくれよ」
それまで黙って花乃と遥の様子を
伺っていた拓斗が、ゆっくりと
遥に語りかけた。

