「拓斗………」
前屈みになって荒い呼吸をしなが
ら、途切れ途切れに話す拓斗を、
遥はどこか戸惑った様子で見返し
ている。
「どこ行ってたんだよ?
それに――お前、一人か?」
「え、あ――うん……」
遥の返答を聞くやいなや、拓斗は
表情を曇らせた。
「そか――てっきり花乃さんと
一緒だとばかり……。
お前、花乃さんの所に引き返して
ったよな?
それで、二人ともいなくなってた
から……」
「あ……。
ボ、ボクが戻ったときにも、
居なくて……それで、探してた
んだ……」
「そうなのか?
てか、そんならまず連絡しろよ。
こっちからもかけたけど、携帯
つながんねーし」
「ゴ、ゴメン!
充電切れちゃって――」
前屈みになって荒い呼吸をしなが
ら、途切れ途切れに話す拓斗を、
遥はどこか戸惑った様子で見返し
ている。
「どこ行ってたんだよ?
それに――お前、一人か?」
「え、あ――うん……」
遥の返答を聞くやいなや、拓斗は
表情を曇らせた。
「そか――てっきり花乃さんと
一緒だとばかり……。
お前、花乃さんの所に引き返して
ったよな?
それで、二人ともいなくなってた
から……」
「あ……。
ボ、ボクが戻ったときにも、
居なくて……それで、探してた
んだ……」
「そうなのか?
てか、そんならまず連絡しろよ。
こっちからもかけたけど、携帯
つながんねーし」
「ゴ、ゴメン!
充電切れちゃって――」

