疼くような痛みからしても、捻挫
したに違いないだろう。
――サイアク……。
足に気をとられているうちに、
遥の足音はどんどん遠ざかり、
姿も視界から消えてしまった。
「どうしよう……」
一人地面に座り込んだまま、
花乃はほとんど無意識に、もう
一度呟く。
たった今起こったことへの驚きと
ショックが改めて襲ってきて、
頭がうまく働かない。
体に力も入らない。
ただ、怒りと悲しみに歪んで
いた、遥の顔を思い出すと。
――遥クンに、分かってもらえ
なかった……。
その悲しさが、花乃の胸を締め
付けた。
――きっと遥クン……拓斗クンに
会えない寂しさから、自分を
見失っちゃったんだ。
したに違いないだろう。
――サイアク……。
足に気をとられているうちに、
遥の足音はどんどん遠ざかり、
姿も視界から消えてしまった。
「どうしよう……」
一人地面に座り込んだまま、
花乃はほとんど無意識に、もう
一度呟く。
たった今起こったことへの驚きと
ショックが改めて襲ってきて、
頭がうまく働かない。
体に力も入らない。
ただ、怒りと悲しみに歪んで
いた、遥の顔を思い出すと。
――遥クンに、分かってもらえ
なかった……。
その悲しさが、花乃の胸を締め
付けた。
――きっと遥クン……拓斗クンに
会えない寂しさから、自分を
見失っちゃったんだ。

