「ボクが――拓斗のことを思って
いないって、言うんですか?」
「ゴメンね。
今の遥クンは――あたしには
そう思える。
あたしと比べて、勝とうとしてる
のって……なんて言ったらいいの
かな……。
自分の自信とか、保身のために
しか思えないの……」
――必死で、自分が拓斗クンの
『いちばん』であろうとしてる。
そんなふうに見える――。
「保身、だって……!?」
花乃の腕をつかむ遥の指に、
力がこもった。
痛みで表情を歪める花乃に、遥は
ぐっと顔を近づけて、
「保身なんかじゃない!
ボクがいちばん拓斗のことを
分かってるのは、紛れもない
事実なんだ!
だってボクは、小学生のときから
ずっと、拓斗と一緒だったんだ
……!」
いないって、言うんですか?」
「ゴメンね。
今の遥クンは――あたしには
そう思える。
あたしと比べて、勝とうとしてる
のって……なんて言ったらいいの
かな……。
自分の自信とか、保身のために
しか思えないの……」
――必死で、自分が拓斗クンの
『いちばん』であろうとしてる。
そんなふうに見える――。
「保身、だって……!?」
花乃の腕をつかむ遥の指に、
力がこもった。
痛みで表情を歪める花乃に、遥は
ぐっと顔を近づけて、
「保身なんかじゃない!
ボクがいちばん拓斗のことを
分かってるのは、紛れもない
事実なんだ!
だってボクは、小学生のときから
ずっと、拓斗と一緒だったんだ
……!」

