花とアイドル☆《完》

「ふざけんなよ……!

なんでそんなこと言ったんだよ!」


『マネージャーとして、お前の
世間体を気にするのは当たり前
だろう』


「だからって!

花乃さんの下宿の件は、事務所に
も話がついてるじゃんか!

なんで今さらそんなこと言ってん
だよ!!」


『事務所の意向としてではない。

あくまで私自身の意見を伝えた
までだ』


「――勝手なことしてんじゃ
ねーよっ!!

マネージャーとしてとか、個人と
してとか。

言ってること矛盾してるだろ!?」


怒りに任せて、思い付くままの
言葉をぶつけていた拓斗だったが。

そこで、ハタと言葉を切る。


――違う……そんなことが問題
なんじゃなくて……。