「ほら、ここなら誰かに聞かれる
心配もないでしょ。
寒いのはガマンしなさいよ」
「うん、だいじょーぶ」
たしかに風は冷たいけれど、
ひっそりと静かな空気が、今の
花乃にはとても落ち着く。
みずほと並んでベンチに腰をおろ
すと、花乃はポツリポツリと、
昨日の出来事を話し出した。
最後まで聞き終えると、みずほは。
「なに、
そのふざけたマネージャー!!」
片手に持ったミルクティのパック
を握り潰しそうな勢いで、怒りの
声を上げる。
「み、みずほちゃん、
落ち着いて」
心配もないでしょ。
寒いのはガマンしなさいよ」
「うん、だいじょーぶ」
たしかに風は冷たいけれど、
ひっそりと静かな空気が、今の
花乃にはとても落ち着く。
みずほと並んでベンチに腰をおろ
すと、花乃はポツリポツリと、
昨日の出来事を話し出した。
最後まで聞き終えると、みずほは。
「なに、
そのふざけたマネージャー!!」
片手に持ったミルクティのパック
を握り潰しそうな勢いで、怒りの
声を上げる。
「み、みずほちゃん、
落ち着いて」

