「……………」
「でも、箱を開けたら、なんと
オレのこと知らないんだもんな。
久々に、ただの『本郷拓斗』で
人と話せたよ。
なんか新鮮だったわ〜♪」
そう言う拓斗の表情は、本当に
楽しそう。
「だから昼間も、知らないなら
それでいいやって思って、何も
言わなかったわけ」
「そう、だったんだ…」
「そそ。
むしろ、ずっと知らないままで
いてくれてもよかったんだけどなー」
「でも、箱を開けたら、なんと
オレのこと知らないんだもんな。
久々に、ただの『本郷拓斗』で
人と話せたよ。
なんか新鮮だったわ〜♪」
そう言う拓斗の表情は、本当に
楽しそう。
「だから昼間も、知らないなら
それでいいやって思って、何も
言わなかったわけ」
「そう、だったんだ…」
「そそ。
むしろ、ずっと知らないままで
いてくれてもよかったんだけどなー」

