「えぇっ!? まさかそんな」
「マジだよー。
それに、嬉しかった」
――――!!?
嬉しかった?
どこから、そんな発想に!?
きっと、花乃は驚きすぎてよほど
まぬけな顔をしていたのだろう。
拓斗は、クックと笑いを噛み殺しながら、話を続ける。
「母さんから、オレのこと隠して
下宿人入れるって聞いてさ。
うまくいかないんじゃないかって
思ってたんだ。
オレのこと知ったら、見る目変わるっていうか……。
芸能人としてしか、接してくれないんじゃないかって。
それに、こっちもイメージ壊さないように振る舞わないといけないし」
「マジだよー。
それに、嬉しかった」
――――!!?
嬉しかった?
どこから、そんな発想に!?
きっと、花乃は驚きすぎてよほど
まぬけな顔をしていたのだろう。
拓斗は、クックと笑いを噛み殺しながら、話を続ける。
「母さんから、オレのこと隠して
下宿人入れるって聞いてさ。
うまくいかないんじゃないかって
思ってたんだ。
オレのこと知ったら、見る目変わるっていうか……。
芸能人としてしか、接してくれないんじゃないかって。
それに、こっちもイメージ壊さないように振る舞わないといけないし」

