「華津毅…………
私、まだまだ華津毅を忘れることは出来ないと思う…………それでもいい?
これからは、ただの幼なじみとして華津毅のこと見守ってていい?」

バッ!

華津毅はずっと俯いていた顔をあげた。

「亜華璃、それって…………」

「華津毅……私達別れよ?」

自分から言うことになってしまった。

「亜華璃……ごめんな……。
今まで辛い思いさせてごめん。
これからは幼なじみとして仲良くして…………」

「うん…………
華津毅、最後に一つのお願いと一つの罰をあたえるね…………」