近くの公園の前を通り過ぎて角を曲がると大輔の後ろ姿が見えた。


「「大輔!!」」


あたしと悟は同時に叫んだ。大輔はゆっくりと振り返る。


「あっ‥お前ら何してんの?」


大輔はいつもと変わらない声で言う。