幼なじみ物語

「翼~。客だぞ」

「ん?おー、碧依じゃん。珍しいな。どうした?」


翼先輩はあたしの姿を見つけると駆け寄ってきた。


「‥相談したいことがあるんだけど‥いい?」


あたしは恐る恐る口を開く。翼先輩は優しく笑ってから声をあげる。