三つ子ちゃん!~私達の運命どうなっちゃうの!?~【短編集】





学校に着くと、門のとこに姫乃がいた。


「空羅~、こっち こっち~!」


俺は何も言わずに姫乃のとこへ走っていった。


「………なに?」


「こっち~」


俺は姫乃に手を引かれ、姫乃の家のほうへ向かった。


なぜ姫乃の家?


「着いたよ~」


姫乃の家は、何度見てもデカイ…。


「来て」


また俺は姫乃に手を引かれた。


ちっこいくせに、意外と力あんのかよ。


なんか生意気。