「光輝は親父にそっくりだからな」


「うん知ってる。」


あっ、知ってるんですか~…へぇ~…。


俺はその場を後にした。


――プルルルルッ


「……もしもし?」


『あっ、空羅?姫乃で~っす!今から学校来れないかな?』


学校?


姫乃が学校に誘うのは珍しいな…。


「……分かった」


俺はそう言って、今来た道を戻った。