「おはようっ!星那ちゃん!」


クラスの男子が私に挨拶をしてくる。


下心丸見えの顔で…。


「あっ、優くん!おはよう♪」


私は、チョー可愛い顔で挨拶をすませた。


そう…


それが間違いだと


もっとはやくに


気付いていれば…。



「もうダメだ。星那ちゃん…。好きだぁぁあ!」


・・・・・?


え?なに?今の…


クラスの皆がこっち見てるよ…


そりゃそうか。


ここ…


教室の真ん中だし。


私、今きっと顔赤い。


私、何度も告白されたことあるから、自分がモテてることは知っていた。


でも…


「な、なんでここで告白するのぉ!?」