弟くんと危険な関係!

あたしと舞はドキドキしながらお弁当の時間を待った。



キーンコーン!


お昼休みを告げるチャイムが鳴った。


あたしと舞は急いでお弁当を用意。



「あれ…ほたる…?自分の分のお弁当は…?」



「…あ!健太の分ばっか考えてて忘れてた…!」


そんなあたしの後ろから、


「まじで作ってくれたのかー?」


健太と真山くんがこっちに来た。


「あ…真山くん…!」

舞は硬直する。


とりあえず教室では恥ずかしいので、あまり人のいない屋上に向かったあたしたち4人。




屋上に着くと、晴れていて綺麗な青空が広がっている。


すごく綺麗…。


心地よい風がフワフワとあたしたちを包み込む。




「いただきまーす!」


先に真山くんが舞のお弁当をあける。



「…うわっ!すげー!」

真山くんは感動している。
それもそのはず。


舞のお弁当はまさにおせちという感じ!

黒豆に海老に綺麗な形の伊達巻き。


すごすぎる!