「あれ?どうしたの、こんな時間に!1人でいるの?危ないよ!」

あたしはほのかちゃんが夜道を歩いているのが危ないという気持ちが優先して、姉のようにペラペラしゃべっていた。

しかし、なんだか様子が違う。
そこに立っていたのは、あたしがいつも見ていた彼女とはなんだか違う。

声のトーン。雰囲気。
なんだか冷たい感じがする。


「…ほのかちゃん?」