弟くんと危険な関係!

やっぱり小走りは疲れるなぁ。

息を整えながら走りから歩きに変える。

ふいに携帯を見ると、今日も大地からの着信があった。
また迎えにきてくれようとしているのだろう。
なんだか愛おしくなる。

大地に折り返し電話をしようと思った時、

「こんばんは。」

後ろから聞き覚えのある声がした。

あたしが振り返ると、そこには可愛い女の子が立っていた。


「ほのかちゃん?」