弟くんと危険な関係!

学校に着いたあたしたちは校門で待つことにした。



「もうちょっとで終わるはずなんだけどな…!」


舞は時計をチラッと確認。

すると高等部の校庭からゆっくりと歩いてくる真山くんと健太の姿が見えた。



「あ!ほたる!真山くんだ!どうしよう!」



姿を見て焦りだす舞が何だか面白い。



「健太!真山くん!」


あたしは大声で2人に声をかける。


「ちょ…ほたる!」



舞はプレゼントを後ろに隠した。



あたしたちに気付いた2人は手を振って小走りでやってきた。